江別市の泉の沼公園は野鳥天国だという話

「札幌近郊でドライブを考えているんだけど...」「自然、野鳥が好きだから、北海道ならではの鳥も見られたらうれしい。」「ついでにおいしいものも食べたりしたい。」

そんな方に、江別市に20年ぶりに帰郷し魅力再発見中の私が、泉の沼公園をご紹介します。

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泉の沼公園へは札幌中心部より車で45分

アクセスと概要

江別市にある泉の沼公園は、千歳川と石狩川が合流する辺りに位置します。

昔の河川の蛇行跡である三日月湖を公園にしたものです。石狩川流域によく見られますね。

札幌中心部より車で約45分、12号線を通るルート、もしくは北側の郊外を通るルートでのドライブとなります。

背の高い大木がきちんと管理された状態で残されていて、真夏でも気持ちの良い木陰を作ってくれています。その下に遊具、ベンチが設置されており、行くたびに家族連れを目にします。

また近隣でエゾリスが子育てを(私は未確認)しているようで、時折駆ける姿を目にすることもできます。

駐車場、清潔なトイレ、水飲み場など基本的な設備は整っていて、行政による管理も行き届いているので小さなお子さんがいても安心して遊ぶことのできる公園だと思います。

野鳥が子育てをする水辺

泉の沼はもともと千歳川の蛇行によってできた三日月湖のひとつです。

そのためいい感じの湿地環境(専門家ではないのでこんな表現で申し訳ない)が残されています。またポンプによる水の循環もされているので嫌な臭いなどもしません。

沼なので水が特段奇麗ということはありませんが、初夏にはヒシの葉が沼一面を覆います。

私が確認しただけになりますが、6月にカイツブリ(上の画像)、マガモ、8月にバンが子育てをしていました。

水鳥以外では、アカゲラが公園内の目立つ木の樹洞で子育てをし、ヒナが穴から顔を出すたびに私を含むギャラリーは息をのんで見入っていましたね。

南東側のもう一つの沼ではオオヨシキリが営巣、すぐ近くの千歳川河畔林ではムクドリの集団営巣も確認できました。この石狩川と千歳川の合流地点は、餌となる虫や小魚も豊富で野鳥の子育てにはうってつけなのでしょう。

写真愛好家の姿も多く見受けられますが、泉の沼に集まる皆さんはマナーが良い人が多く、かなり遠くにカメラを設置し、望遠レンズでひっそりと撮影しています。こういう風景は見ていてとても気持ちが良いですね。

そのほか、私が泉の沼(西にあるもう一つの公園になっていないほうも含め)で確認した野鳥は以下になります。

マガモ、オシドリ、アオサギ、バン、アカゲラ、カワセミ、オオヨシキリ、トビ、モズ、ムクドリ、スズメ、ホオアカ、ヒバリ、ヒヨドリ、コムクドリ、カワラヒワ

野鳥はまだまだ多いはずです。今後も定期的に観察し種数を増やしていく予定です。

近くのおすすめスポット

江別蔦屋書店

数年前にできたおしゃれな蔦屋書店。

まるで海外の書店のような雰囲気の中、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。

スターバックスのほか飲食ブースも充実していますし、定期的に飲食の屋台やイベントの入れ替えも行われていて、いつでもにぎやかな印象です。

詳しくは江別蔦屋書店さんのページで。私はKALDIによく食料品を買いに出かけます。

札幌近郊では唯一のおしゃれ蔦屋ということもあり、札幌市内はもとより、観光客と思しきレンタカーも見られます。いつでも混んでいますが、駐車スペースは広いので安心してご来店ください。(スタッフではありません)

煉化もち本舗

私も週1~2回訪れる、地元の人に愛される和菓子店です。

野幌銘菓煉化もちで有名ですが、各種大福、草しんこ、ひょうたんがとてもおいしい。

毎日決まった数のみを製造されているらしく、特に季節限定のイチゴ大福は売切れていることもよくありますが、大量に作って廃棄を多くだす飲食店がほとんどの昨今、こういうお店は貴重ですし今後も微力ながら応援していきたいです。

私はヴィーガンですし、お菓子と言えば和菓子なので、甘いものはここでしか買っていません。大好きなお店です。いつも丁寧なご対応ありがとうございます。(この場を借りて)

まとめ:そのほかにもおすすめはありますが

ということで泉の沼公園とそのほかの観光スポットをご紹介させていただきました。

江別市内にはほかにも湯川公園飛鳥山公園など自然と人工物が調和した広大な公園が多く、特に樹木の管理がしっかりとされている印象です。湯川公園のポプラと栗の巨木は一見の価値ありです。

郷土資料館、ガラス工芸館などの施設も意外と(?)充実しています。江別にお越しの際は、ゆっくり安全運転で、楽しいドライブを!

※記事内の画像はすべて私が撮影したものです。

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