【ジャイアントグラビエは遅い?】通勤とサイクリングに5シーズン乗ってみて

検索で「グラビエ」と入力すると予測に「遅い」というワードが出てきます。5シーズン乗っているユーザーとしては、ムムッと反応してしまいます。

本当にいい自転車なんだけどなぁ。ということで、グラビエは本当に遅いのかも含めて5シーズン乗ってみた感想を書いてみます。

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【結論】グラビエは遅くない!

グラビエが早いのか遅いのか、これは比較対象と乗る人によります...ごめんなさい。

上位のクロスバイク、ロードバイクよりも遅いが、安価な二流ブランドのクロスバイクやシティサイクルと呼ばれるもの、マウンテンバイクよりは圧倒的に早い。

そして、私はGRAVIERこう定義します。

オンロードで早くて軽い、マウンテンバイク

その理由は以下の2点です。

  • 太いタイヤとしっかりしたフレームでMTBのような見た目。
  • サスペンションとディスクブレーキが付いていないことで軽量でシンプル。

エスケープR3と迷っている人は以下のページも参考にしてください。

ちなみに早く漕ぎたいという方は以下の記事を参考にしてください。

車種を気にするよりも姿勢と漕ぎ方のほうが重要だと思います。特にバーエンドは絶対に付けるべきパーツです。

クロスバイクで小旅行に挑戦したいよ!という方はこちらを

こんな人におすすめします

公式HPにはこのようにコンセプトが掲載されています。

45mm幅の27.5″タイヤと専用設計の軽量アルミフレームが、想像を超える軽快な走りと安定性とを両立する「グラビエ」。舗装されたアスファルトのみならず、コンクリートや砂利道などの荒れた路面まで幅広く対応。クッション性を高めたUNICLIPシステム搭載サドルはアクセサリをスマートに装着可能。ニッポン生まれの「新定番クロスバイク」。

GIANT GRAVIER 公式ページより抜粋

要するに全体に軽く、タイヤが太いので安定していてやわらかい乗り心地ということです。機能面でこれを求めている人は買いだと思います。

実際に歩道、車道の移動の際にもそこまで神経を使いませんし、空気圧を下限まで下げればやわらかい乗り心地となります。

そしてデザインですが、実際に乗っている人を見ると、ぱっと見はマウンテンバイクに見えることもあります。それくらい、タイヤが太く、しっかりしたフレームに見えます。

この自転車のデザインの賞味期限は長い、と私は評価しています。機能に沿った健康的な見た目であまり無理がなく自然だからです。あとは実際の耐久性が高ければ10年は楽に乗れるでしょう。

機能面でもデザイン面でも、やや地味でとがっているところがないので、乗る人を選びません。多くの人にとって長く乗れる一台だと言えます。

グラビエを買わないほうがいい人

スピードについて

これまで書いてきましたが、ほかの上位クロスバイクやロードバイクにはスピード面で劣るので以下のような人にはお勧めできません。

  • 誰にも抜かれたくない負けず嫌いな人
  • 通勤通学の道のりが長くアップダウンが激しい人

ただし、グラビエに合った漕ぎ方というものがあります。それを身に付けることができればとても快適かつスピードに乗って漕ぐことが可能になります。

車重も軽く一流メーカーのスポーツモデルなのである程度のスピードを出すことは、もちろん可能です。

デザインについて

次はデザインについてです。クラシカルなロードバイクのように華奢に見えるフレームが好みの方にはお勧めしません。そして、流行りのものが好きな人にもお勧めしません。

見た目に尖った部分がないので、とても地味です

ロードバイク寄りのデザインが好きな方はESCAPEシリーズなどにしたほうが無難です。

もっとゴリゴリのアウトドア感が好きな人はファットバイクやMTBに乗ってしまったほうが良いでしょう。

グラビエはこんな自転車です

私のグラビエはこんな感じにカスタム

ということで、私が大好きなジャイアントグラビエについて熱く語ってきました。今回のまとめとしてグラビエを一言で表してみます。

「地味で無難、長く乗れる」

特にこだわりはないがスポーツタイプの自転車を街中で乗りたいという社会人、大人向けの自転車ということです。

安定していて、スピードも漕げば出るし、デザインの寿命も長いからです。

程よいメンテナンスの手間、拡張性もあるので持っている楽しさを感じることもできますし、今後乗り換えるときの比較対象としてもよいのかもしれませんね。

私のグラビエは画像のようにカスタムして、週末は釣りやバードウォッチングに出かけます。自転車がある生活を楽しんでいます。

そして、グラビエで国内はもとより海外旅行もするようになりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。クロスバイクやグラビエについては関連記事も参考にしてください。

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