画像で振り返るタイ自転車旅行【2024/01 バンコク~ピサヌローク】

2024年1月にタイ国内を自転車でめぐる旅行をしてきました。

印象的だったシーンを画像とともに振り返ってみます。今後同様の旅行をお考えの方の助けになれば嬉しいです。

↓動画を撮ってみました。

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スワンナプーム国際空港

画像は「大きな荷物受け取りカウンター」です。自転車やゴルフバッグなどの大きな荷物は、便に関係なくこちらに集められています。注意してください。

タイに到着したのは午後5時。LCCであるエアアジアXはサテライトロビーに到着するので、長距離を歩き連絡電車みたいなものに乗り、やっと着いた入国審査は長蛇の列。結局バゲッジクレームエリアについたのは到着から1時間後。

両替し15日分のSIMを購入してから、ミンブリというエリアにあるホテルまでタクシーで移動しました。翌朝は早朝から走り出したかったので、シャワーを浴びてからさっそくロビーで自転車を組み立てました。

はじめての屋台メシ

到着したその夜、ちょっと街をぶらぶらして、水や食料を買い込みました。商店の向かいにあった屋台で、写真を指差して注文したのがこちら。50バーツでボリュームは結構あり味も好みです。

旅行中毎回こんな食事ができるのかと思うと、急に楽しくなってきました。やはり食は重要な要素です。どんなに嫌なことがあっても、メシが旨けりゃ帳消しになる。

バンコクのはずれ

約80キロ先のアユタヤへ向けてこぎ出しますが、バンコク市内は交通量がものすごく、路側帯が狭いところや崩れているところもあって、予想以上に走りにくい。

バンコクを抜ければ走りやすくなってくるかと思いきや、アユタヤまで交通量は減らず、タイはものすごい車社会だということを知りました。もちろん、大気汚染の具合も相当なものです。

ピックアップトラックが主流のようで、日本のようはワンボックスカーはあまり見かけませんでした。

ローカル食堂

トレーにおかずが並んでいて、それを指さすとごはん(カーオ)に選んだおかずが盛られて出てきます。価格はバンコクと地方で差がほとんどない印象でした。50~100バーツでおなか一杯おいしいものを食べることができます。

このお店のように、フルーツやお菓子を売っていたり、冷たいペットの水やコーラも手に入るので、食事と補給を同時にでき便利です。

幹線道路沿いにはこのようなお店がそれこそ無数にあり、自転車旅をする人にとってはとてもありがたい環境です。もちろん英語は通じないので身振り手振りとグーグル翻訳を駆使して注文をしなければいけません。

移動式屋台

自転車で走っていると、このような、バイクにサイドカーをつけた移動式屋台に出くわします。彼らのスピードはちょうど自転車と同じなので、しばらく一緒に走ることになります。お互いにちょっとイライラします。

こういう屋台が集まっている場所がいたるところにあるので、本当に食に関してはとても進んでいる国という印象です。味もよく衛生的にも思っていたより大丈夫なので、私は頑張って自転車を漕いでおなかを減らして、その分はこういった屋台でおいしいものを食べまくってやりました。がはは。

たくさんの野鳥

タイにはたくさんの野鳥が生息しています。

日本では絶対に見ることができない珍しい種もたくさんいるので、一日中、電線を見ながら自転車を漕いでいました。

画像はアオショウビン。飛ぶと翼の青がとても美しい、カワセミの仲間です。現在、記事を制作中です。

アユタヤの遺跡

せっかくなのでタイらしい風景をバックに写真を撮りました。ワットプララームという名前のようで15世紀の仏教建築。

近くには中学校?があって、ちょうど登校時間に当たってしまい送迎の車やらスクーターやらに囲まれて大変でした。こういう遺跡と、今を生きる人たちの生活が混じっているのが、タイのいいところの一つでしょう。

アジアハイウェイ AH

バンコクから各地に伸びる幹線道路で、有料道路ではなく、スクーターや自転車でも走行できます。4車線あり、路側帯も広いのでその気になればかなりのスピードで巡航が可能でしょう。

ですが、景色も変わらず絶えず爆音の車やらトラックが通り過ぎていくので、心が休まらずちょっと病みました。画像はアユタヤ~インブリの中間地点くらいだと思います。

ちなみに、ほとんどの車が制限速度の2割増し以上で巡航している感じです。油断すると簡単に死ねるので注意しましょう。

インブリ市街地

アユタヤから北に80キロほど行ったところにある、チャオプラヤ川沿いに発展した古い街です(たぶん)。

活気のある市街地、ちょうどよい規模感で、今回のたびで一番と言えるくらい好きな街です。川沿いのお寺では活気のあるマーケットが開かれていて、おいしいフルーツやお弁当を買って、宿で食べました。タイに来て良かったなーと心から感じました。

また訪れたい街NO.1かもしれません。

安くておいしいミカン

1キロ30バーツくらいで売られています。味見もできます。

買いたいと言うと袋を渡してくれて、自分で選んで袋に入れて重さをはかって最後にちょっとおまけもつけてくれます。

味は日本のみかんに近く、種が入っています。食あたりの心配もなくおいしく栄養補給にもなるので、合計で3~4キロ食べたと思います。ミカン以外にもさまざまなフルーツが安価で手に入ります。

ナコンサワンの入り口

ある程度の規模の街の入り口にはこのようなゲートがあり、歴代の王様の肖像画が掲げられています。

政府機関の建物にはほとんどと言っていいくらいに現国王と王妃の大きな写真が飾られていて、王家の影響力を感じさせますが、現国王のスキャンダルや少し前にあったデモなどを考えると、ちょっとアレですね。

強制ではなくおのずとリスペクト出来る対象であってほしいものです。その点、日本の皇室はつつましやかで助かります。

コンセント形状

私が滞在したすべてのホテルで日本と同じAタイプが使用できました。

この画像のタイプが最も多く、A、C、BFの三種類に対応が可能です。私は念のためA→Cの変換器を持参したのですが、結局一度も使用しませんでした。

電圧は不安定なので、精密機器の直結は避けたほうがよさそうです。と言っても、一昔前と違って、日本で販売されているPCやスマホは海外でもそのまま使えますよね。

ということで、充電周りは特に対策をしなくても大丈夫です。

田園おしゃれカフェ

水田エリアに突如として洗練された都会的なカフェがあったりします。

このカフェもおしゃれなお姉さんがオーナーで、店内はバンコクでも流行りそうな雰囲気です。おそらく、大学とか仕事で一時期バンコクに出ていた若い人が、Uターンしてきて、実家の土地建物を利用してカフェを始めた、そんな感じに思われます。

日本の郊外でも多いですよね。タイでも同じ現象(カフェブーム)が起きているようでした。

味ももちろん良いので、いい感じの休憩ができます。コーヒーは1杯40バーツくらいが平均でした。もちろん一通りマキアートやラテなんかのメニューもそろっていて軽食もあります。

謎の東屋

この画像の黄色い屋根の東屋が、道路沿いに一定間隔であって、日陰とベンチを提供してくれています。

バス停でもないし結局最後まで何なのか判明しませんでしたが、ただの休息場所なんでしょうか。私以外にも現地のバイクや自転車の人が昼寝をしている様子を何度か見ました。

特に日中は、太陽光から逃げる場所がないのでこういった場所は重宝します。

焼トウモロコシ

画像のように炭火で焼いたトウモロコシが道端の屋台で売られていました。醤油たれ付きと素焼きの二種類です。いい香りを漂わせているので、わたしもついつい買ってしまいました。旨いです。

このほか、ちょうどスイカの時期だったらしく、スイカを丸ごと売っている屋台もたくさん見かけました。さすがに荷物になるのでスイカは諦めましたが、次回は食べてみたいです。

水の自販機

日本のスーパーにも置かれているような、ミネラルウォーターの自動販売機です。結構な田舎道を走っていてもたびたび見かけました。それも唐突に外にドカンと置かれています。

水道水が飲めない国なので、飲用水は買うのが当たりまえ。ホテルでも必ず500のペットが2本サービスで付けられています。買っても非常に安価です。

コインランドリー

タイでもコインランドリーが一般的です。

5バーツか10バーツのコインを30バーツ分入れると動き出し、コースは自動で設定されます。洗剤は近くの商店で一回分のパックを購入して使います。

こういう施設が、屋根だけある完全な屋外に置かれているのが、南の国といった感じで印象的でした。

カフェアマゾン

ガソリンスタンドとセットでよく見たカフェで、質素なスタバみたいな雰囲気です。

ローカルのジューススタンドと比較するとちょっと高めですが、一杯50バーツくらいでアメリカンが飲むことができます。

現地の人はあまり温かいブラックコーヒーを飲みません。氷がたっぷり入ったアイスのミルクとシロップで甘くしたものを皆さんテイクアウトしていました。

初めて釣ったタイのフナ

釣竿を持っていき、沼やため池で釣りをしてみました。そしてこれが初めて釣った一匹です。おそらくマブナ的な魚です。

チャオプラヤ川が作った広大な平地には、見渡す限りの水田が広がり、無数にため池や水路が存在します。地元の人もルアーやエサで釣りをしている様子を見かけました。

ですが、蛇とかワニもいるので、見通しが悪いところでは釣りは避けたほうがよいでしょう。

また会社や住居に隣接している池も、個人の所有物なので釣りをしてはいけません。私は一度、注意をされました。水田の中にある水場であれば基本的に誰にもなにも言われません。

ミニお寺

日本で言うとお地蔵さんのような存在か、お寺の出先機関というべきか、こういう小さな仏閣がいたるところにあって、お供え物がしてありました。

僧侶も思っていたほどではありませんが、時々見かけました。レストランで食事をしているときに隣に僧侶が座ったのですが、ちょうど居合わせたほかのお客さんが、すべてお代を持っていました。

タイでも現代社会から取り残されている印象でしたが、いまだにリスペクトの対象のようです。スタイルはそれぞれで、はだしで袈裟をまとい、歩いているストイックな僧侶もいますし、スマホ片手に飛行機に乗る僧侶もいます。自由です。

駅前のトゥクトゥク

ピサヌローク駅前に並ぶカラフルなトゥクトゥク。

タイと言えばこのトゥクトゥクが道路を埋め尽くしているイメージでしたが、現在ではほとんど使われておらず、完全に観光客用の乗り物と化しています。日本で言うところの人力車みたいなもの。

現地ではほとんどの人がバイクタクシーやバス、スクータで移動をしています。郊外に行くといすずやトヨタのピックアップトラックを所有している家庭が多い印象でした。思っていたほど「のどか」ではありません。

釣具屋さん

※店主の許可をいただき撮影しました。

ピサヌロークの専門店です。品ぞろえは日本の釣具屋に似ていますが、土地柄、コイ、ヘラ、ナマズ、ライギョ関係の仕掛けが充実していました。

私は小さな割びしを切らしてしまい、同じものを探していたのですが、ほぼ同じものを出してきてくれました。1つ1バーツ、日本だとパッケージで買わないといけないので、この点助かります。

日本製の釣り具が半分を占めている印象でした。もし現地で釣り具を切らしたら、こちらのお店を訪ねてみてください。ほしいものが見つかるしアドバイスもいただけるはずです。

有料トイレ

一回3バーツで使えるトイレです。これはピサヌロークのバスターミナル2のトイレですが、ショッピングモールのトイレでも有料のところがありました。

右のデスクでは紙幣をコインに両替してくれて、ティッシュも売っています。有料でもいいから清潔なほうがいいですよね。

あの改札機はトイレ専用マシンなのか、それともどこかのものを流用しているのか、その辺は定かではありません。

自動チェックイン機

チェックインはオンラインで済ませるか、こちらの自動チェックイン機を使うと長蛇の列に並ぶ必要がなくなります。

そして、Baggage Drop と表示されているカウンターで荷物を預けて終了です。Baggage Drop カウンターはたいてい空いています。

なおスワンナプーム空港では、自転車等の大型預け荷物は、カウンターでタグをつけてもらった後で、自分で大型荷物預けカウンターまで荷物を持っていく必要があります。

大型荷物は、受け取りも預けも別カウンターというわけです。

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