クマ撃退スプレーの処分方法と実際

最近ヒグマ出没のニュースをよく見聞きするようになりましたね。そのせいか本格的なクマスプレーもホームセンターなどで販売されるようになり入手は容易になりましたが、手に入れたものは自分で責任をもって処分する必要があります。

今回はクマ撃退スプレーの処分についてのお話です。

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二つの方法がある

今回行うのは粉末状の吸水ポリマーを使う方法です。こちらのモンベル制作の動画で紹介されている方法です。水の中にスプレーの中身を噴射し、その水を給水ポリマーで硬化させ燃えるごみとして処分するというもの。

もう一つの方法として、ふつうに噴射して使い切るというものがあります。人気が無い場所で中身を全部使い切ってしまおうという原始的な方法ですが、風向が一定でないと自分が被弾してしまう危険があるし、厳密に言うと多かれ少なかれ環境への影響(虫や鳥、リスなど小動物)は避けれれません。なのであまりお勧めできない方法です。

ということで、以下では吸水ポリマーを使った方法を実際に試してみた結果を書いていきます。

実際にクマスプレーを処分してみた

まずは吸水ポリマーを入手しなければなりませんが、思いついたのは100均(近所のCan Do)で見たことがあったこちらの商品です。吸水ポリマー単品で薬局やネットで購入することもできますが、量が多すぎるのでこちらを5つ買って使用してみます。実際には3袋で十分でした。

クマ撃退スプレーの処分に使用した100均の簡易トイレキット

場所は念のため屋外、水道がある人気の少ない公園にしました。バケツに水を汲まなければいけませんので水場はあったほうが良いでしょう。なお、お風呂場も含めて部屋の中は避けたほうがよさそうです。庭がある人はそこがベストでしょう。

さて、動画の通りに準備をします。緊急簡易トイレにはいい感じの厚手のごみ袋も入っているのでそれを使用します。

バケツに袋を装着しそこに水を入れます。噴射口が十分に水に浸かるようにしましょう。大体ですが3リットル程度だったと思います。バケツはスプレー本体がしっかりと横になる広いものがベストでしょうが、斜めになっても噴射口が水の中であれば大丈夫です。

クマ撃退スプレー処分の準備をする

手袋をした手にビニール袋を装着し、その状態でスプレーを持ちます。そして安全装置を外し水に入れます。手元のビニール袋をしっかりバケツに覆いかぶせるようにします。

いざ噴射すると手に反動が伝わってきました。このスプレーは期限が切れてから9か月ほど過ぎており、期限が切れたものはしっかり噴射されずにダラーッと液が垂れるという話を聞いていたのですが、こいつはおそらくこの時点ではまだ使えたんだと思います。

水の中でスプレーを噴射し中身を出し切る

徐々に勢いは無くなり静かになっていきますが、いつまでもかすかに空気が出続けていたのでいいところで切り上げてトリガーから指を放し、そっと持ち上げてそのままスプレーを別の袋に入れます。少しゴム手袋に液体が付着しましたが、なかなか汚れが落ちないので服などに付かないように注意したほうがよさそうです。私はボロい服装でやりました。

ゲル状に固まったクマスプレーの中身

そして仕上げに吸水ポリマーを振りかけます。手ごろな枝でかき混ぜながら全体が固形になるようにしましたが、思っていたよりも硬くならずに、ゲル状になりました。これ以上振りかけても変化はなさそうだったので、3袋で止めました。

固まったクマ撃退スプレーを燃えるごみとして処分する

ゲル状になった液体が入った袋をバケツから取り出し縛って燃えるごみの袋に入れて終了です。スプレー缶は危険ゴミの日にほかのスプレー缶と一緒に処分しました。この辺はお住まいの自治体の規則に従ってください。

作業は特に問題なく終わりました。目や鼻に異常をきたすことはありませんでしたが、念のためマスクと防護眼鏡はしておきましょう。

まとめ:10分で終わるが…

いざやる気になれば10分で終了する作業ですが、モノと心の準備をするのが面倒で期限が切れてから9か月も放っておいてしまいました。

ですがやってみるとこの方法はよく考えられているし環境や周囲の人への影響も少ないのでお勧めできます。いつまでも使わないものを手元に置いておくのは気持ちが悪いので、今年度中に処分をしてしまいましょう。

いかに改めて注意点をまとめておきます

  • 屋外、人気のないところで行う
  • 100均一の簡易トイレキットがお勧め
  • マスク、防護眼鏡を着用する
  • 念のため汚れてもいい服装で
  • 吸水ポリマーは多めに用意しておく
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