渓流釣行から帰宅したらすぐにやっておきたいコト

釣りの後は非常に疲れているのでとにかく早くシャワーを浴びて寝てしまいたいというのが本音ですが、ちょっとだけ頑張って片付けをしてしまうと、後々プラスになることもあります。

今回は帰宅後すぐにやっておきたいコト、次回の釣行までに済ませておきたいコト、そんなフィールド外での渓流釣りの要素についてのお話です。

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ウェーダーの手入れ

ウエーダーの手入れを怠ると臭いがヤバイことになるし、性能をフルに発揮できなくなります。

メンテナンス作業は帰宅後すぐに行いましょう。手入れを大きく分けると以下の3点に分かれます。

  • 内側
  • 外側
  • 靴底

内側は結露と汗で濡れることが多く(通気性の良い高級品をお持ちの方は別だろうが)これを密閉したまま放っておくと、悪臭が内部に充満し大変なことになります。裏返して立たせて自然乾燥させる手もありますが、私は布団乾燥機を突っ込んで一気に乾燥させたのち、ハンガーに吊るし数日外気に晒します。

外側も泥汚れなどが付着するので、素材に合った方法で落としておきましょう。一番いいのは川に浸かっているときにブラシなどで落としてしまう方法ですが、帰宅後でも大丈夫。

靴底はたわしを使ってフェルトの間に詰まった泥や砂をこすって落とします。これをやらずにさぼっていると、せっかくのやわらかいフェルトがカッチカチになってグリップ力を発揮できずに最悪転倒につながります。(経験済みです)

この作業は粉じんが舞うので屋外でやりましょう。一度室内でやってしまいひどい目にあいました。お気を付けを。

ランディングネットとグローブの洗浄

ランディングネットとグローブの手入れを怠るとこちらも臭いがやばいことになります。可及的速やかにスピード感をもって洗浄と乾燥を済ませましょう。

その方法はお持ちの道具に依るところでもありますが、ともに魚と川の水に直接触れるものなのでちょっと怖いもの嗅ぎたさで匂ってみると”うおっ”と餌付いてしまうくらいの刺激臭を体験できます。(私の場合ですが)

ネットは取り外し可能なものであれば柄を取り外してからしっかり洗剤を使って洗いましょう。柄が木製のものはジャブジャブ洗うと反りや割れの原因にもなりうるので十分に気を付けてください。

しっかりすすいだのち、水を落としてどこかに吊るすなりして乾燥を済ませてから収納するようにしてください。

グローブの臭いがどうしても取れない場合は買い替えも検討してください。私のグローブはそれはもう大変なことになりつつあります。そろそろ買い替えの時期です。

記録と思考の整理

川岸に立っていた時に考えていたことはすぐに忘れるものです。釣りをしている最中は釣りに集中しているように見えて、実は意外と頭のなかはゴチャゴチャ余計なことばかり考えているもの。

私は「過去の後悔」がその8割を占めますが、たまに画期的なアイデアが降りてきたり、凝り固まっていた対象に新しい視点が開けたりする瞬間があります。そしてそれらはあっという間に忘れてしまうので、帰宅後すぐに書くなり叩くなりして記録をのこしておくようにしましょう。

私はスマホに音声を録音することもあります。絶対に忘れたくないコレだ!というアイデアが降りてきたときはスマホに語りかける次第です。

釣った魚、場所、サイズ等の記録も自分が思っている以上にあっという間に忘却の彼方ということになりがちなので、すぐに記録をつけましょう。実はブログを書くのが一番良い方法なのでこれをお読みのあなたも試してみてください。このブログなんかより面白いものが書けますよ。

公開することを考えると、現場でしっかり記録(サイズの計測、写真や動画の撮影)も取るし、文章としてまとめざるを得ないので自分にプレッシャーをかける意味でもお勧めです。アウトプットをしておかないと、せっかくの経験を消化し昇華させることはできません、たぶん。

【参考】翌日以降でよいこと

道具と仕掛けの確認

次回の釣行に向けた準備もすぐするに越したことはないのですが、別にこれは翌日以降でも構いません。上記のことを済ませたらさっさと風呂に入りおいしいものを食べて寝てください。あなたは疲れています。

でも、そのまま何もせずに次回の釣りに挑むことだけは避けたほうがよさそうです。仕掛け、装備の確認は釣行前日の昼までに済ませておきましょう。なぜ前日の昼までなのかというと、何か不備があった場合に店に買い物にいけるからという単純な理由です。

仕掛けについてですが、特にナイロンラインをご使用の方は劣化に注意してください。見た目に大丈夫そうに見えても紫外線で劣化していくみたいなので、ハリスやリーダーは一度自宅でしっかりと結び変えてください。

自宅で作った仕掛けは河原で結びなおしたものよりやはり強い印象です。その日一番の大物が第一投で来ることもままあるので、自宅で万全な仕掛けを作っておきましょう。

毛ばりやルアーも意外と数が少なくなっているものです。一日の釣行に十分な数があるか、もう一度確認をしておきましょう。

画像や動画の編集

動画や画像はとりあえずフォルダを作ってそこに放り込んでおけば、ほかの日のものと混ざってしまうことも防げるので、当日は頑張って仕分けだけを済ませておいて、後日ゆっくり画像や動画の編集を行ってください。昨今はすべてデジタルなので、整理だけならあっという間に終わりますし。

私は壊れかけの一眼で撮った写真をある程度加工(露出補正、ホワイトバランス、コントラスト、トリミング)をして、サイズを小さくして(WEBに使うには300KB程度に納めたい)このブログに使っています。

動画は無料の動画編集ソフトで短く切り抜いたのち、オンラインのコンバーターで圧縮し容量を小さくしてブログに貼り付けています。10MB以内に納めて閲覧する人の負担を減らしたいと考えています。

ちょっと話がそれますが、最近はスマホでも十分視聴に値する動画を撮影できるようになったので、特に釣った魚は失敗が少ない動画にしたほうが無難だと思うに至り、今シーズンからはそれを実践しています。

特に水辺は明暗差がひどくて写真撮影が難しく、私は真っ暗になったり真っ白になったりの失敗撮影をしがちです。その点動画はゴマカシが効くので記録としてお勧めできます。

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