気温が氷点下まで下がったこの日、朝から夕張方面に出かけました。狙うは本流の大物ニジマスもしくはイワナです。
今回は初めて動画撮影をしてみました。いつも私がどんな感じで釣りをしているのか、その雰囲気が伝わればうれしいです。不格好ですがご容赦ください。
夕張川本流
9時に現場に到着したとき、外気温は1度で河原には霜が降りていました。こんな状況だと魚のやる気が心配です。
渇水気味でしたがいつもより濁っていなくて好印象でした。好印象であることと釣れることはイコールではないのですが...とりあえず川に降りて主だったポイントを探りながら釣り下りました。
1キロくらい釣り下って、残念ながらアタリはゼロ。魚の気配すら感じることはできませんでした。こんな感じでとても渋いことが多いエリアなんですが、なんとなく好きでついつい通ってしまいます。
逆によく釣れるんだけどなんとなく好きじゃない流れということもあるので、釣りって不思議です。
さて、午前中はすべて夕張川に費やしてしまったので、午後から芦別方面へ移動してみることにしました。とにかく魚の姿を見たくなったからです。
シューパロ湖へ続く道を走ると毎回幾春別川のダム上が気になってついつい寄り道してしまいます。今回も少しだけ探ってみましたが、やはり魚の気配はありません。(動画)
絶対出るだろ!という落ち込みの倒木の陰からもウグイすら出てきませんでした。上流の道路工事の影響で濁っているからなのかもしれません。大きい渓流魚が必ずいると思っているのですが、この区間でよい思いをしたことはありません。
※2022年現在、シューパロ湖付近は大規模な工事が続いています。トラックの出入りにはご注意ください。
芦別川支流
芦別川に到着して、まずは本流の様子を見てみましたが、とても水量が多く三段滝付近でもごうごうと音を立てて流れています。毎年秋にはダムを開放しているのか定かではありませんが、とりあえず釣りに適した状態ではありません。
ということで比較的大きな支流で入りやすいところを選んで入ってみました。バイクの先行者がいたので苦戦するだろうと思いましたが、500メートルくらいの区間であたりが3回、そのうち二匹を釣り上げることができました。
動画をみていただけるとわかりますが、支流の水は相変わらず澄んでいて気持ちよく釣りができました。周囲の木々の葉も落ちきっていて釣りに支障は無い状態です。
魚を手にすることはできましたが、本流で豪快に釣りをしたい欲は満たされなかったので、また近いうちに訪れようと思っています。ここ2ヶ月ほど40以上の魚を釣っていないのでモヤモヤしているんです。
そろそろ鮭の遡上もピークを過ぎると思うので、浜益川、徳富川の本流へ出かける予定です。
動画撮影は大変だった
釣り系YouTuberの方の動画をよく見るのですが、実際に自分で撮影と編集をしてみると、とても大変だということがわかりました。そう意味でもやってみる価値はあると思います。
動画のなかでも特に釣りは、いつ釣れるかわからないので釣れそうなポイントではすべて録画しておく必要があるし、それをフレーム内に収めるのはとても難しいです。
特にワンオペでされている方は尊敬します...スゴすぎ。
今回は三脚をかついで渓流を遡上したので疲労感も多かったのですが、帰宅して動画を確認して、初めてのわりにはうまく撮れていたので、疲れも吹き飛びました 。なんか新しい楽しみを見つけることができました。
しかし、スマホの性能が物足りなく感じてしまった。こうやって人は飽くことなく消費を繰り返すのでしょう。
肝心の釣りですが、もうシーズン中に数回しか来れないと思います。その数回できっちり結果を出して、その良い記憶とともに厳しい冬を乗り切りたい、そう考えています。
※今回釣り歩いた川の詳細はこちらのマップにまとめてあります。入渓地点や駐車スペースなど役に立つ情報を記載していますので、札幌近郊の釣行をお考えの方におすすめです。ぜひご活用ください。→【夕張/芦別/徳富】渓流釣りマップ「空知」の販売を開始しました
※北海道での釣りがご心配な方はこちらの記事も参考にしてみてください。→【規制とマナー2023】北海道で川釣りをする際に気をつけてほしいこと