【レトロクソゲー】ゴーストバスターズ~すべては「りり」のために

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ソフトの概要

『ゴーストバスターズ』は、1986年9月22日に徳間書店から発売されたファミリーコンピュータ用のアクションゲームです(定価4,500円・税抜)。1984年に公開され世界的大ヒットを記録した同名の名作映画を原作としており、元々は海外で製作されたPC用ゲームからの移植作品にあたります。

幽霊退治ビジネスを営むバスターズとなり、マップ上で発生するゴーストを退治して資金を稼ぎ、最終ステージである「ズールのビル(ZUUL)」の攻略を目指すというものです。しかし、そのあまりのゲーム性の酷さから、当時のゲーム雑誌『ファミコン通信』に「もはやゲームになっていない」と評されるなど、映画原作のキャラゲーの中でも一二を争うほどの「クソゲー」として知られています。

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オークションでは250~10000円で取引されており、今後さらに値上がりが見込まれます。

クソゲーの理由

原作の世界観は何処へ?

プレイヤーが全体マップ画面で操作する自機は、バスターズのメンバーではなく、なんと映画の「ロゴマーク」そのものです。さらに、ゲーム開始時点では幽霊を捕まえる道具を何一つ持っておらず、まずはショップに買い出しに行かなければなりません。最終ボス戦では、原作の設定(ゴーザがマシュマロマンの姿に変身した)を無視して、ボスであるゴーザとマシュマロマンが同時に登場するなど、ファンを困惑させる原作破壊が随所に見られます。

過酷なドライブパート

点滅するビルへ移動する際には、4車線の道路を走るドライビングパートが挿入されます。この道中には、飲酒運転で蛇行するグレーの妨害車が出現するのですが、その動きは到底かわせるレベルではなく、接触するたびに数百ドルの資金を没収されます。時間をかけるとガソリンが減ってガス欠(ゲームオーバーの危機)になるため、スピードを上げざるを得ませんが、加速するとさらに敵の車にぶつかりやすくなるという、八方塞がりの理不尽なバランスになっています。しかも全く楽しくない…

単調さと苦痛しかない

ゲームの基本は「ロゴを操作してビルを探し、凶悪なドライブパートを突破し、幽霊を捕まえて資金を稼ぐ」というプロセスの単調な繰り返しです。単調さに拍車をかけるのが音楽の種類の少なさで、名作映画のテーマ曲が原曲に忠実に再現されているものの(そこは評価したい)、なんとタイトルからエンディングまで全編通してその1曲しか流れません。また、プレイ中に「シュウッ…シュウッ…」という耳障りなノイズのような効果音が鳴り続ける点も、プレイヤーの精神を削る要因となっています。

指の限界を試される階段上りステージ

一定の条件を満たして最終ステージ「ズールのビル」に突入すると、サイドビューの階段上りステージに切り替わります。ここでは、十字キーまたはAボタンを「一歩進むごとに1回」押さなければならず、最上階の22階に到達するまで、ひたすら狂ったようにボタンを連打し続けるだけの過酷な作業を強いられます。ランダムに動くゴーストに数回当たるとバスターズが脱落してしまうため、プレイヤーの間では「リアルショップで連射パッドを買うのが最大の攻略法」と皮肉られるほどの仕様です。

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