【FF4】コントローラーを投げたくなるほどイヤになること

名作と言われる『ファイナルファンタジーIV』ですが、多くのプレイヤーを絶望に叩き落とした数々の初見殺しや罠的なものが存在します。この記事ではその中からいくつかを厳選してご紹介していきます。

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ギルバートの「くすり」の仕様

味方全体を回復するコマンドの代償

ギルバートが持つ固有コマンドの「くすり」は、味方全体を少しだけ回復できる便利な特技です。最序盤の最大HPが少ない時期には重宝するため、戦闘中に何度も連発してしまいがちです。しかしこの「くすり」には大きな罠が潜んでいました。

貴重なポーションの無断消費

「くすり」コマンドは、1回発動するごとに手持ちのポーションの現物を1個消費しています。しかも回復量はポーション1個分を全体化しているため、1人あたり20前後の微々たる数値にしかなりません。「ポーション一個使います!」というプレイヤーへの事前の説明が一切ないため、アントリオンの洞窟などの探索中に知らぬ間にポーションが0になり、ボス戦で回復手段を失って詰んでしまうプレイヤーもいたようです。さすがギルバート…

隠し通路と隠し宝箱

ほぼノーヒントの配置

本作には多くの隠し通路や隠し宝箱が用意されていますが、そのほとんどが壁にしか見えない場所にあるなどほぼノーヒントで配置されています。自力で壁を調べ尽くすしかなく、初見ではまず気づけないような場所に、強力なアイテムが数多く隠されているので困ったものです。

地下水脈の滝の裏

テラが初めて仲間になる最序盤のダンジョン「地下水脈の洞窟」では、通常ルートを外れて川に降りて進んだその先に滝があります。この滝の裏には隠し部屋が存在しており、ゲーム終盤で登場するはずのエクスポーションやエーテルドライ、そしてフェニックスの尾といった使えるアイテムが手に入ります。

ダムシアン城の上壁

壊滅後のダムシアン城では、マップに入ってすぐ城内に入らず、外壁に沿って東に向かった先に隠された扉があります。その先にある牢屋と宝物庫からは、ローザの火力を底上げできるクロスボウや聖なる矢といった、この時点では非常に貴重な装備一式を回収することができます。

ミストの村のリディアの家

飛空艇を入手した後に再び訪れることができるミストの村のリディアの家には、暖炉の中に隠し通路があります。ここを進むと、終盤まで重宝する強力な女性専用防具である「金の髪飾り」や、ここでしか手に入らない一点物の変化のロッドが入手できます。

もちろんこれ以外にも隠し通路と隠し宝箱はたくさんあるので、ダンジョンや街は隅々まで探索が必要でした。

磁力の洞窟の罠

直前に販売されるミスリル装備

磁力の洞窟は、その名前の通り強い磁力を帯びているため、金属製の装備を身につけていると戦闘中に麻痺状態となって動けなくなります。この仕様自体も厄介ですが、悪意を感じるのは洞窟の直前にあるミスリルの村で非常に強力かつ高価なミスリル装備が販売されている点です。

装備を剥がされるパラディン

せっかく大金をはたいて最新のミスリル装備を買い揃えても、洞窟内では使い物にならず、戦闘に入れば一歩も動けずに絶望することになります。金属装備をすべて外すと主人公のセシルは身につけるものがなくなり、ルビーの指輪だけをはめた極めて脆弱な姿で探索を強いられます。もはや変態です。

「ひそひそう」忘れによる絶望

洞窟のボスであるダークエルフ戦では、イベントアイテムである「ひそひそう」を持っていないと、ギルバートの援護が発生せず金属装備の呪縛を解くことができません。この状態のダークエルフは攻撃力が全ボス中トップの254、攻撃回数が異次元の99回という狂気的なステータスで、最強防具を装備していても9999ダメージを受けて瞬殺される仕様、要するに負けイベントになっています。

封印の洞窟

扉が襲いかかるアサルトドア

封印の洞窟は、何の変哲もない普通のドアが突然モンスターとして襲いかかってくるインパクト抜群のダンジョンです。ドア系モンスターであるアサルトドアはライブラの魔法が効かないためHPの残量が見えず、ターゲッティング後に即死攻撃であるナインディメンジョンを連発してくるためプレイヤーに強い恐怖を与えます。

HP減少による凶悪なカウンター

アサルトドアのHPが700を切ると、カウンターとしてキマイラブレインなどの強力なモンスターを召喚します。飛び出してきたモンスターは即座に強力な全体攻撃を放ってくるため、即死から蘇生させたばかりの味方がまとめて戦闘不能に追い込まれる非常に厄介なコトになっています。初見&低レベルだとかなり厳しいです。

迫り来る壁デモンズウォール

待ち受けるボスのデモンズウォールは、時間が経つごとにこちら側へと画面を押し迫ってくる時間制限アリの戦闘になっています。HPが2万8000と非常に高く、じわじわと味方を石化させながら前進し、目の前まで到達すると強制即死攻撃のクラッシュダウンを連発してパーティを全滅させます。

カインの離脱と装備消失

数々の強敵を撃破し、ようやく洞窟の出口まで歩いて戻ると、カインが「正気に戻った」と言い再び裏切る最悪のイベントが発生します。この離脱の瞬間、カインが装備していた武器や防具はすべてそのまま消滅するため、一点物の貴重な武器であるディフェンダーなどを装備させたままにしていたプレイヤーの心へ決定的な追い打ちをかけました。なおリメイク版では道具はちゃんと戻されるのでご安心を。

幻獣界の女王「アスラ」

三つの顔と謎の行動

幻獣の町にいる王妃アスラは、戦闘中に「怒り」「慈悲」「笑い」の3つの顔に変化しながら特殊な行動をとります。怒りの顔では自身にプロテス、慈悲の顔では自身にケアルダ、笑いの顔では戦闘不能でもないのに自身にレイズを唱えるという、初見では意図が全く掴めない行動を繰り返します。

強烈な物理カウンター

アスラに対して闇雲に物理攻撃を仕掛けると、こちらの防御力や回避率を無視した非常に強力なカウンター攻撃を叩き込んできます。せっかくダメージを与えてもケアルダで即座に回復されてしまうため、まともな戦法ではいつまでもHPを削ることができません。そこでプレイヤーはしばし考え込むことになります。

リフレクの重要性と罠

この戦闘の正解はアスラにリフレクをかけて回復魔法をこちらに反射させることですが、ローザがリフレクを覚えるレベル36に達していない場合は泥沼の長期戦になります。道中で拾えるアイテム「光のカーテン」を使えばリフレク効果を得られますが、これは使用した味方単体にしか効果がない仕様の罠があり、結果として味方への回復まで反射してしまう最悪の状況を招くことがあります。

幻獣神の洞窟

月到着直後の圧倒的な洗礼

月に到着した直後から入ることができるこの洞窟は、出現する雑魚敵の強さがこれまでとは一線を画しています。ラストダンジョン級の強敵が平然と出現し、召喚魔法を当てると強力な自爆カウンターを仕掛けてくる魔人兵など、一歩進むだけでも全滅のかおりが常につきまといます。

消耗戦を強いるベヒーモス

ダンジョン内の特定の通路を通過しようとすると、中ボスであるベヒーモスとの強制戦闘が計3回発生します。ベヒーモスは高いHPを持ち、魔法攻撃が一切効かない上にすべての攻撃に強力なカウンターを繰り出してくるため、味方のMPや回復アイテムを徐々に削り取られていきます。

セーブなしからのメガフレア

この非常に過酷な洞窟内には、なぜかセーブできるポイントが1箇所も存在しません。満身創痍の状態で最深部にたどり着くとすぐにボスのバハムート戦が始まり、超高速のカウントダウンの後に全体即死級の威力を誇るメガフレアを放ってきます。対策が分からず全滅した場合、またあの恐ろしいベヒーモス3体との戦闘を最初からやり直さなければならない…という絶望感に襲われたプレイヤーも多いはずです。

できる対策としては、ベヒーモスを一体倒す度に一度地上に戻りセーブをすることでしょうか。

月の中心核

ラスボス以上の凶悪な雑魚敵

月の地下渓谷の地下8階以降にあたる「月の中心核」では、流れるBGMが変化すると共に出現するモンスターの危険度が数段階跳ね上がります。ここから先にはセーブポイントが一切ないため全滅のリスクが高まります。

デルタアタックを操るフェイズ

機械の生首のような不気味な姿をしたフェイズは、雑魚敵の中でトップクラスのHPを持ち、自身にリフレクをかけてフレアやホーリーを反射させてくるデルタアタックを仕掛けてきます。さらにこちらのパーティ全体にもリフレクをかけて回復魔法を無効化してくるため、2体同時に出現した場合はまともに戦わず逃げるのが唯一の正解、と言われるほどの強敵です。

全員混乱の恐怖ゼムスマインド

ゼムスマインドは戦闘開始と同時に「全体の混乱」を誘発する攻撃を仕掛けてきます。味方のレベルが高ければ高いほど、混乱したセシルのラグナロクやリディアのメテオといった最強の攻撃が自軍に向けられ、何も行動できないまま一瞬で自滅に追い込まれます。ねじり鉢巻きを装備させることで混乱は防げますが、今度は物理攻撃が一切効かない仕様があり、最終決戦の直前で多くのプレイヤーを奈落の底に突き落としました。

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