【FF3】前衛・物理・アタッカージョブTOP11【ピクセルリマスター】

ピクセルリマスター版『ファイナルファンタジーIII(FF3)』に登場する、全ジョブのうち前衛物理アタッカー職をランキング形式で完全解説します。それぞれのジョブの強みや特徴、ピクセルリマスター版での変更点を詳しく紐解いていきます。

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1位:たまねぎ剣士

「超」大器晩成ジョブ

ゲーム開始時から使用できる唯一のジョブですが、ストーリー攻略中の中盤まではステータスが全く伸びず、ほぼ使い物になりません。しかし、レベル87を超えた瞬間にそれまでの遅れを取り戻すように凄まじい勢いでステータスが上昇し始めます。

全ステータスカンスト

がんばってレベル99まで育てると、全ジョブの中で唯一すべてのステータスが「99」の最大値に達します。ストーリーの実用性だけで見れば間違いなく最下位クラスですが、クリア後のやり込み環境における最終的なポテンシャルを考慮すると、間違いなく作中第1位に輝く最強ジョブと言えます。

専用装備「オニオンシリーズ」

クリスタルタワーに出現する三色ドラゴン(イエロー、グリーン、レッドドラゴン)から低確率でドロップする専用の「オニオンシリーズ」という最強の武器・防具を装備できます。ピクセルリマスター版ではドラゴンのエンカウント率が上昇したものの、ドロップ率の偏りがあるためすべてを揃えるには数時間のやり込みが前提となってしまうでしょう。しかし上述したようにステータスがカンストするため、弱い剣でも十分すぎるほど強いので頑張って集める必要はないかも。

2位:忍者

万能前衛キャラ

たまねぎ剣士と並び、全ジョブ中トップクラスの「力」と「素早さ」を誇る終盤の物理アタッカーです。禁断の地エウレカの最下層でボスを倒すことでジョブチェンジ可能になります。オニオンシリーズ以外のほぼすべての武器・防具を自由に装備できるため、入手してすぐに一線級の実力を発揮し、戦闘の安定感を大きく高めてくれます。

「投げる」コマンドの破壊力

固有コマンド「投げる」によって「手裏剣」などを投げることができ、これが終盤のボスやラスボス「暗闇の雲」に対して大ダメージを叩き出す強力な攻撃手段となります。ファミコン版で猛威を振るったこの高い性能は、ピクセルリマスター版でもしっかりと継承されています。

耐久面の弱体化

ファミコン版と比べて「体力」のステータスが低く設定し直されており、敵の物理攻撃が通りやすくなっています。そのため、忍者のままレベルアップを重ねると最大HPの上昇量が乏しくなってしまうという弱点があります。レベルアップの直前だけ、体力が高くHPが大きく伸びる「バイキング」や「空手家」にジョブチェンジさせてHPを伸ばす、という対策が有効です。

3位:空手家

通常の3倍ダメージ「ためる」

作中トップクラスの攻撃力を誇る、非常に優秀な前衛物理アタッカーです。固有コマンド「ためる」は、1回使用で2倍、2回重ねて使用すれば通常攻撃の「3倍」のダメージを与えることができます。発動までに少しターンを必要とするものの、ボス戦において簡単に4桁以上の大ダメージを叩き出すことができます。

「蹴り」で後列運用

ピクセルリマスター版で新たに実装された固有コマンド「蹴り」がとても優秀でバランスブレイカーとなっています。敵全体を同時に攻撃できるだけでなく、後列に配置していても威力が全く落ちないという特性を持っています。これにより、防具の貧弱さゆえに防御面に不安が残るという空手家の弱点を完全にカバーしながら、全体高火力を維持できるようになりました。

カエル即死コンボ

空手家が装備できる「爪」の武器には様々な特殊効果が秘められており、なかでも「妖精の爪」には敵をカエル状態(トード)にする効果があります。今作の仕様上、敵がカエル状態になると治療手段を持たないため、実質的に黒魔法の「デス」などと同等の「即死消滅」効果として機能します。これを全体攻撃の「蹴り」と組み合わせることで、カエル耐性のない敵の群れを一瞬で一掃できる強力なハメ戦術が可能です。

4位:ナイト

新コマンド「守る」

優れた攻撃力と鉄壁の防御力を兼ね備え、仲間を守り抜くことに特化した優秀な物理ジョブです。素早さこそ高くありませんが、力と体力がずば抜けて優れています。ピクセルリマスター版では新要素として固有コマンド「守る」が実装され、これを使用すると敵から受ける物理攻撃だけでなく「魔法攻撃」も約50%軽減できるようになりました。

「かばう」と「ディフェンダー」で鉄壁

味方が瀕死状態に陥ると、コマンド選択をしなくても自動的に「かばう」が発動し、物理攻撃から仲間を守りパーティーの崩壊を食い止めます(魔法攻撃はかばえません)。また、武器として装備できる「ディフェンダー」は、戦闘中にアイテムとして使用することで、単体の物理・魔法防御力を上げる「プロテス」の効果が発動するため、サポーターとしても高く評価できます。

最終盤まで活躍できる安定感

ストーリーの比較的早い段階でジョブチェンジが可能になる点に加え、終盤には「円月輪」や最強クラスの聖剣「ラグナロク」といった強力な武器を装備できます。高い耐久力と鉄壁の守りを誇るため、初見プレイ(1周目)のストーリー攻略においては、特殊なギミックダンジョンを除いて常に1人はナイトをパーティーに入れておいて損はないほどの安定感を持っています。FC版からの王道ジョブですね。

5位:魔剣士

新コマンド「ぜんぎり」

ピクセルリマスター版において、敵全体をまとめて攻撃できる固有コマンド「全斬り」が新たに追加されました。これにより、これまでの単体攻撃メインという立ち位置から大きく底上げされ、ザコ敵の集団を相手にする際の殲滅力が大幅に強化されています。

分裂敵を無効化

魔剣士が扱う専用の武器「暗黒剣」は、作中屈指の難所である「暗黒の洞窟」に登場する分裂モンスターを「分裂させずにそのまま攻撃して倒す」という唯一無二の特性を持っています。ファミコン版ではこの洞窟から「逃げる」ことが不可能だったため魔剣士が必須でしたが、今作では暗黒の洞窟内でも通常通り逃走が可能になったため、実用性の面では相対的に少し価値が下がってしまいました。

装備の追加と終盤ボス適性

ファミコン版では終盤になるまで盾や体防具(頭や腕装備など)をほとんど装備できず裸同然で進める必要がありましたが、今作では「アイスヘルム」や「フレイムメイル」が装備可能になり、耐久面が多少は強化されました。暗黒剣自体は非常に強力なものが多く道中では大活躍してくれますが、終盤のボスが持つ全属性耐性に対して火力を発揮しづらいという弱点もあり、やや低い評価に落ち着いています。

6位:竜騎士

ジャブ回避の仕様変更による弱体化

空中へ高く飛び上がって敵を突く固有コマンド「ジャンプ」の仕様が、ファミコン版から変更されました。今作では、ジャンプして着地攻撃を行った「直後」に敵の行動順が回ってくるよう調整されたため、本来の強みであった「ジャンプで敵の攻撃を完全に回避してやり過ごす」という戦術が機能しなくなっています。また、扱う槍武器のほとんどに「風属性」が付与されているため、終盤の全属性耐性ボスに対してダメージが通りにくいという弱点もあります。

ダメージの半分を吸収する「ブラッドランス二刀流」

一見すると不遇な弱体化ジョブに思えますが、ピクセルリマスター版ではお店で「ブラッドランス」が購入可能になったことで、別の方向性で凄まじい強化を遂げました。ブラッドランスは「敵に与えたダメージの約4分の1を吸収して自身のHPを回復する」という特性を持っています。

これを両手にそれぞれ1本ずつ装備(二刀流)させると、なんと「与えたダメージの約2分の1(半分)」をそのまま吸収して回復できるようになります。例えば敵に1000ダメージを与えれば一瞬で500のHPが回復するため、前線での耐久力が鬼のように跳ね上がり、どの場面でも非常にタフに戦える使いやすいジョブへと変貌します。

7位:狩人

「白魔法」→「みだれうち」

ファミコン版では一部の低レベル白魔法を扱うことができましたが、ピクセルリマスター版ではそれが完全に廃止され、代わりに敵を4回連続でなぎ払う強力な固有アビリティ「みだれうち」を習得しました。この仕様変更に加え、主に2つの大きな強化点によって前衛アタッカーとしての使いやすさが大幅に向上しています。

矢の消費廃止とヒット数

1つ目の強化点は、「矢が消費アイテムではなくなった」ことです。カバンの中に矢をたった「1本」でも所持していれば、どれだけ攻撃しても矢が減ることなく無限に撃ち続けることができるようになり、経済面の不安とストレスが完全に解消されました。

2つ目は、攻撃時の「ヒット数(攻撃回数)」が劇的に増加した点です。前衛の二刀流アタッカーに匹敵するほどの凄まじいヒット数を後列から叩き出せるようになり、火力が大幅に上昇しました。最強の弓である「与一の弓」を装備すれば素早さが5も上昇し、熟練度を高めることで終盤戦でも十分通用するポテンシャルを発揮します。

バックアタック壊滅リスク

モンクと同様に火力のポテンシャルは十分に高い反面、装備できる防具が貧弱なため、耐久面(防御面)に大きな懸念を抱えています。通常時は敵の物理ダメージを半減できる「後列」に配置して戦うため安全ですが、運悪く敵から「バックアタック」を仕掛けられて前列と後列が入れ替わってしまうと、一転して大ダメージを受けパーティーが壊滅状態に追い込まれるリスクを孕んでいます。使用の際はこの点のみ注意が必要です。

8位:モンク

「素手」の攻撃力

ゲーム序盤から中盤にかけて最強クラスの火力を叩き出す、非常に優秀な物理アタッカーです。今作はファミコン版のデータを準拠して作られているため、モンクの強みもしっかりと残されています。加入直後の熟練度が低いうちは武器(爪など)を装備させた方が圧倒的に強いですが、モンクの本領は「熟練度の上昇に伴って、素手(すで)時のダメージ量が爆発的に跳ね上がる」という特性にあります。育ってきたら素手に切り替えましょう。

驚異の節約力とハイン戦

素手が最も強くなるため、進行に応じて高いギルを払って武器を購入する必要が一切なく、資金を他の防具や魔法に回せるのが大きな魅力です。「ネプト神殿」や「炎の洞窟」など、一部の魔法や特殊なギミックが必要な場所以外のほとんどのダンジョンを、モンクの圧倒的な物理火力だけで難なく突破可能なほど。

中盤のボスである魔道士ハインは、本来なら魔法で弱点属性を看破して戦うのが王道の攻略法ですが、十分に育ったモンクがいれば弱点など無視して「物理ゴリ押し」で即座に殴り倒すことができます。その戦闘テンポの早さから、ゲームを最速クリアする「RTA(リアルタイムアタック)」の環境においても最優先で選ばれるほどの高いポテンシャルを持ちます。

紙一重の防御性能

攻撃能力が極めて高く設定されている反面、装備できる防具が非常に貧弱であるため、常に防御面に大きな不安がつきまといます。敵からの被ダメージが大きくなりやすいですが、これだけの高火力をノーコストで出せる性能を考えれば、ゲームバランスを取るための適切なトレードオフ(調整)とも言えますね。

9位:シーフ

「ぬすむ」「とんずら」

鍵のかかった扉をアビリティなしで開けられる便利さに加え、固有コマンドの「盗む」や、戦闘から100%確実に離脱できる「とんずら」を所持しています。今やRPGにおいて当たり前となった「ぬすむ」のシステムは、このファイナルファンタジー3から初めて実装されました。このシステムがどれほどRPGを面白くしてきたか…

レア魔物から「守りの指輪」

シーフのポテンシャルが最高に発揮されるのは、ゲーム終盤の「古代の民の迷宮」です。ここで極めて稀に出現するレアモンスター「キングベヒーモス」から、作中屈指の最強アクセサリーである「守りの指輪」を盗み出すことができます。この指輪は全員分揃えたい超高性能防具であり、これを量産するために多くのプレイヤーがシーフをパーティーに編成します。

高いヒット率とトンズラの躍進

攻撃力そのものは決して高くありませんが、全ジョブ中トップクラスの「素早さ」を誇るため、1ターンにおける攻撃のヒット数(攻撃回数)が非常に多くなり、結果として物理アタッカー並みの高い火力を叩き出すことが可能です。また、ファミコン版では絶対に逃げられず、分裂する敵に囲まれた「暗黒の洞窟」において、ピクセルリマスター版では逃走が可能になったため、確実に安全離脱できる「とんずら」の有用性が大きく跳ね上がりました。

武器の火力不足と属性耐性の壁がネック

大きな強みを持つ反面、最強武器である「エアーナイフ」の攻撃力がたった「89」と終盤の武器としては低めに設定されています。さらに、エアーナイフが持つ属性に対し、終盤のボスたちの多くが「全属性耐性」を備えているため、後半戦になればなるほどシーフ自身の攻撃ダメージが通りにくく、アタッカーとして失速してしまうのが玉にキズです。

10位:バイキング

「体力」とHP上昇補正

ドワーフのような愛らしいドット絵の見た目に反し、全ジョブの中で最も高い「体力」のステータスを誇る、耐久力特化型のジョブです。体力の高さはレベルアップ時の最大HP上昇量に直結するため、「レベルが上がる瞬間だけ、HPを大きく伸ばす目的で全員をバイキングに変えていた」というプレイヤーが多いほど、育成面で重要な役割を持っています。

固有コマンド「引きつける」

戦闘時の固有コマンドとして、敵の攻撃を引き受ける「引きつける」を所持しています。これは敵のヘイト(敵意)を自身に集中させる、いわゆる現代RPGにおける「タンク(盾役)」としての役割を果たすコマンドです。

バイキングは装備する斧やハンマーなどの武器の命中率が極めて低く、攻撃のヒット数が著しく少なくなるため、自身で直接叩き出す物理ダメージ量には全く期待が持てません。攻撃するくらいなら、戦闘中にアイテムとして使用することで黒魔法「サンダラ」の効果が無償発動する武器「トールハンマー」を振っている方が、まだダメージを出せるほどです。

「両手盾バイキング」の絶対防御

アタッカーとしては非常に不遇で総合評価はどうしても低いですが、バイキングにはそのポテンシャルを極限まで活かした「実用性が極めて高い独自の必勝戦術」が存在します。それが、武器を一切持たせずに両方の手に盾を装備させ、後列へ配置し、ひたすら「引きつける」を連発する戦法です)。

持ち前の圧倒的な高耐久力に加え、ピクセルリマスター版で性能が大幅に強化された最強のアクセサリー「守りの指輪」を装備させることで、敵の強力な物理単体攻撃をすべて1桁ダメージに抑え込んで無力化する「完全無欠の鉄壁タンク」が完成します。

11位:戦士

ナイトの下位互換

序盤から使える物理アタッカーでシリーズおなじみのジョブです。素早さが魔法職よりも低く、また中盤では上位互換であるナイトにその立場を奪われてしまうので活躍は期待できません。

残念な装備品

装備品にも恵まれておらず、ナイトが装備できる強力な剣はことごとく装備できず、戦士の最強剣はなんと攻撃力80の古代のつるぎ。ですが、モンクに比べて耐久力があるのでパーティーに一人いても邪魔にはならないかもしれません。

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