ソフトの概要
「キョロちゃんランド」は、1992年にヒロからゲームボーイおよびファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたアクションゲームです。森永製菓の人気お菓子「森永チョコボール」のマスコットキャラクターである「キョロちゃん」を主役に起用したタイアップ作品となっています。
プレイヤーはキョロちゃんを操作し、突如現れた正体不明の塔を制限時間内に登りきって平和を取り戻すことを目指します。しかしその実態は、海外のアクションゲーム『Castelian』の主人公をキョロちゃんに差し替えただけの作品であり、可愛らしいガワ(版権)とは裏腹に、ターゲット層である子どもたちを突き放すような極悪な難易度を誇っています。
そんな「キョロちゃんランド」の現在の市場価値は、箱説付き美品で68,600円と高騰しています。駿河屋での買取はこちらから→ファミコンソフトキョロちゃんランド
オークションでは8000~160000円で取引されており、今後さらに値上がりが見込まれます。
クソゲーの理由
世界観が終わってる
タイトル画面こそ楽しげなキョロちゃんが描かれているものの、ゲームを始めると不気味なSEとBGMが流れ、黒一色の暗黒背景に不気味な塔がそびえ立つホラーゲームのような世界観が広がります。
メッセージも日本語化されず英語のままで、ゲーム中のキョロちゃんは目の焦点が合っておらずどこか不気味です。既存の海外ゲームの主人公をただキョロちゃんに挿げ替えただけであるため、キャラクターの持つ可愛らしいイメージと世界観が完全に乖離しています。
理不尽な極悪難易度
子供向けキャラクターのゲームでありながら、難易度は一切調整されていません。1面がスタートした直後、右に進むといきなり「見えない落とし穴」が配置されているなど初見殺しの罠が満載です。
さらに制限時間が非常にシビアに設定されており、少しでも操作ミスをしたり道に迷ったりすると、すぐにタイムオーバーでミスになってしまいます。
劣悪な操作性
キョロちゃんの動きはガクガクとしており、ジャンプのタイミングも非常にシビアです。さらに、キョロちゃんの特徴である「くちばし」の当たり判定が異常に厳しく、常に神経をすり減らすプレイを強いられます。
敵を倒すための攻撃手段(チョコボール)は用意されているものの、実際に倒せる敵は1種類しかおらず、ほとんどの敵をただただ避けて進むしかないのです。
なぞの音響設定
本作のステージ攻略中は、BGMが流れず効果音(SE)しか鳴りません。設定を変更してゲーム中にBGMを流すことも可能ですが、そうすると今度は効果音がすべて消えてしまいます。
効果音が消えるとゲームの攻略難易度がさらに上がって支障が出るため、実質的にBGMなしの寂しく不気味な環境でプレイせざるを得ず、精神的なストレスに拍車をかけています。

