王宮の戦士の謎
第1章はライアンが仲間と共に王様から命令を受けるシーンから始まります。そこにはライアン含めて8人の戦士がいます。そして彼らは行く先々でライアンに会って情報をくれたり意味のないことを言ったりします。
自分のことを棚に上げライアンに対して「のろま」と言ったり、いつまでも洞くつで迷っていたりと有能ではないのですが、真相を掴んで一人で突撃し命を落とした優秀勇敢な戦士もいます。
さて、この同僚の兵士たちなんですがどうも数が合わなくて何人か失踪しているようなんですよね。その秘密がリメイク版のモンバーバラというバトランドからはるか南の街で明らかになります。
モンバーバラの劇場にバトランドから来たという戦士風の男がいるのですが、彼に話した後でライアンの話を聞くとこんなことを言います。
あの者は私の戦士仲間で、魔物にさらわれた子供を探す命を受けていたものです。
しばらく顔を見ないと思っていたらモンバーバラまで来ていたとはな。
ライアンのことば
おそらくなんですが、王の命を受けて解散後、何らかの情報を得てそれを追っていたらいつの間にか遠くにまで来てしまっていた、というパターンなのかもしれません。
この時点でイムルの村の事件がライアンによって解決されてから数年は経っているはずなのに、彼はこのことを知らないのだろうか。
そして旅費をどうしているのか、バトランド王に経過報告をしているのだろうか、などなどいろいろ気になることがあります。
バトランドと天空の盾
バトランドという国の歴史が、リメイク版の城内にある本で明かされています。開祖のバトレアという人は天の神から授かった盾で身を守った、とのこと。
この盾はもちろん天空の盾であり、このバトレアという人物が盾を使えたということ、それは彼(彼女?)が天空の血を引いていたということになります。
似た話で、アネイルの町のリバストもおそらく天空のよろいを装備していたので、この世界には昔からある一定数の天空人の血を引く人たちがいたことになり、彼らが各地で魔物と対峙していたのでしょう。
ということで、天空の盾はもともとバトランドゆかりの国宝だったのですが、現国王の祖父が隣の国であるガーデンブルグの女王にプレゼントしてしまったらしい。女性の気を引くために代々伝わるお宝を気軽にあげちゃいかんだろう。
ライアンの旅の目的
ライアンは第一章の終盤にピサロ一味の野望と勇者の存在を知り、勇者に会って手助けをするという目的で旅立つことになります。
現バトランド王はなかなか気前の良い王様で、そんな国益とは全く関係のない業務を許可して、旅立ちの前に大量の経験値までくれたりしました。
暇をもらったという表現も無いので、おそらくバトランド所属の一兵士という身分のまま旅立ったと思われます。
さて、そのライアンの勇者を探す旅ですが、2章ではエンドールの旅の扉で、3章では休業中のカジノでその姿を確認できるので、そこから足跡を想像することができます。
ライアン本人の言葉から、武術大会に勇者が出ているかもしれないと考えエンドールまでやってきたことは確実です。
おそらくイムルから海路でサントハイム地方へ渡り、そこから陸路で旅の扉を経由してエンドールまでやってきたのでしょう。
次にその消息がわかるのは5章のミントスになります。宿屋にいる詩人がこの宿に泊まったライアンというものが勇者を探して旅をしている、とコメントしてくれます。
なのでエンドールから直接キングレオに向かったわけではなくて、少なくともミントスは経由したことがわかります。
エンドールで情報を得られずに時間をつぶしていたら、いつの間にかトルネコという商人が出資をしたことによりブランカ方面への道が拓かれ、砂漠、アネイルを経由し、コナンベリーでは大灯台が魔物に占拠される前に船に乗ることができたと想像します。
先ほどの詩人はライアンが西のキングレオに行くと言っていた、と教えてくれるのでミントスから何らかの手段で船に乗りキングレオがある大陸渡ったのでしょう。
そして次の消息はハバリア西のお告げ所のシスターから聞くことができます。
バトランドの戦士ライアンが勇者をさがしもとめてやってきたのです。
神のしめされた勇者のすがたをライアンにつたえておきました。
お告げ所のシスターのことば
その後ハバリアでキングレオを黒いうわさを耳にし、悪をやっつけに行ったところで勇者と邂逅を果たすわけですね。

改めて確認してみると長い旅路でしたね。時系列で考えると、2章、3章の時点ではもうバトランドから出立しており、4章そして5章の序盤でコナンベリー、ミントス辺りまで達していたのでしょう。
何かとピンクのよろいをバカにされたり、アリーナのほうが強いだのディスられるライアンですが、私は作中で最も好きなキャラクターなのでこんな記事を書いてみた次第です。
イムルの町とエルフの関係
第1章では子供たちが姿を消す事件の舞台となったイムルの村ですが、第5章では宿屋に泊まると不思議な夢を見られることで有名な街になっています。
実は夢には2パターンあり、最初に来た時にはロザリーの願いが反映された夢を見ることができ、それがロザリーヒルに行く大義名分となります。
もう一つはロザリーが人間にさらわれた後に宿泊すると見ることができる夢で、その中ではロザリーが人間に襲われピサロが怒りのあまり自暴自棄になっている様子が描かれています
でもなぜイムルの村でこのような夢を見ることができるのでしょうか。その答えもリメイク版で知ることができます。
ロザリーヒルの井戸の中にいる人によると、昔ロザリーたちエルフの一族はイムルの村あたりに棲んでいたらしい。なので彼女の記憶みたいなものがイムルの村と結びついている、そう考えることもできますね。
