【ドラクエ5】初期装備から見えるキャラクターの物語~結婚前まで

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主人公(幼年期)初期装備

ひのきのぼう
ぬののふく

この組み合わせ、過去作で何度か見ているはずです。私にとってもっとも印象深いのはドラクエ3の魔法使いの初期装備ですね。

ちなみに、2のムーンブルクの王女4のブライも同じ装備なので、ドラクエ世界の魔法使いの間ではおなじみのスタイルなのでしょう。

これは魔法に特化している、というよりは非力さの象徴のように描かれています。ひのきは軽くて丈夫、ぬののふくも我々が普段着ている服と大差ないもの。

ひのきのぼうに関してはパパスが削ってあげたものかもしれませんね。パパスは旅慣れており、そういった装備品を自給する事にも長けていそう。

主人公の幼年期の年齢は6歳と設定されており、重たいものは装備できないまだまだ小さな男の子なんだよ、ということをプレイヤーに伝える効果があります。

実際、サンタローズ、アルカパまでの道中はパパスがしっかり守ってくれるので、そんな軽装でもなんら問題ないわけです。

といいつつ、その後すぐにてつのよろいチェーンクロスでがちがちに装備を固め、ベビーパンサーを従える6歳児になるのですが、そこはゲームということで。

主人公(青年期)初期装備

ドレイのふく

幼年期に装備していたものは身ぐるみはがされ、ドレイの服一枚から再開となります。不思議なのは、わざわざ「ドレイのふく」というアイテムを作ったことです。

別に「ぬののふく」でよくないか?と思ったのは私だけではないはず。

ドラクエ世界の「ぬののふく」はその時と場所で見た目や素材が変わる庶民の服、という印象を私が持っているからなのか、ここでも「ぬののふく」と言われれば、奴隷が着ていそうな粗末で汚い「ぬののふく」を想像することができます。

守備力は5でなぜか「ぬののふく」よりも高い。おそらく低品質なゴワゴワの素材で作ったことにより厚みがでて耐久性が増したものと想像する。いずれにしてもなるべく着たくない服だ。

ビアンカ(幼年期)初期装備

くだものナイフ
ておりのケープ
おなべのふた

これらの装備品はすべてドラクエ5で初登場したもので、生活感あふれるものばかりです。5はそれまでのドラクエと異なり、私たちが暮らす世界に近くなっているからこそかもしれませんね。

くだものナイフおなべのふたは、台所から拝借してきたものと想像できます。子供が使うかわいらしい剣と盾の役割。ておりのケープは養母であるダンカンのおかみさんが編んでくれたものでしょう。ドット絵で描かれている緑のマント状のアレだと思われます。

このあたり、実の娘ではなかったにしろ愛情をかけてビアンカを育てていたことが窺えて少しほっとするところです。しあわせな少女時代が見て取れます。

おなべのふた、というキッチングッズがきちんと盾として認識できるのは、このビアンカの幼年期だけじゃないだろうか。次の記事で紹介しますが、もう一人おなべのふたを初期装備しているキャラがいますが、あちらは若干変態的です。

ほかに家庭的な盾としては6で登場するシルバートレイもありましたね。あちらも普通のトレイを盾に流用したものです。

ビアンカ(青年期)初期装備

いばらのムチ
かわのドレス
うろこのたて
ヘアバンド

ビアンカ青年期の初登場は、主人公が滝の洞くつに向かうために山奥の村を訪れたときですね。年齢的には20前後と思われます。

ビアンカは活発な性格であり、普段からあちこちに出かけているということが周囲の人の話から窺えるので、モンスターに何時出会っても大丈夫なように最低限戦える装備をしていたと推察できます。

かわのドレス、ヘアバンドはこの時代の女性の服装として普通でしょうし、いばらのムチとうろこのたてに関しても、装備していることに違和感を感じないのはなぜなのか。

この装備、青年期としては貧相に思われるかもしれないが、実はすべて幼年期を過ごしたアルカパで手に入るものなのです。そう考えると物持ちの良さ、質素な彼女の生活ぶりが垣間見えてきます。

好感の持てる、ビアンカらしい装備の組み合わせで私は好きです。

ヘンリー(青年期)

ブロンズナイフ
ドレイのふく

主人公と同様にドレイとなってしまったヘンリーですが、彼はなぜかブロンズナイフを持っています。これが明らかになるのは、脱出後、パーティーに加わったときです。(SFC版)

このブロンズナイフをいつから持ち歩いていたのかは定かではありません。でも奴隷がそんなものを隠し持つことは不可能なので、旅立ちの前に海辺の修道院で記念にいただいたものなのかなと幼い私は推測していました。

しかしリメイク版ではドレイ時代にヘンリーの装備を見ることができ、そこでブロンズナイフを装備していることがわかります。そしてそれ以前の幼年期からブロンズナイフを装備していたことも判明しました。

大国の王子ですし護身用、装飾品として身につけていたものかもしれません。同じものをドレイ時代もずっと隠し持っていたのか、それとも同じブロンズナイフではあるが工事中の大神殿で何らかの手段で入手した全くの別物なのか、その辺は定かではありません。

ちょっと話がそれますが、ヘンリーは離脱までドット絵がドレイスタイルのままです。主人公は教会に流れ着いた時点で着替えてさっぱりしているのに、ヘンリーだけは装備を変えてもグラが変わらず、彼はいつまで汚い恰好をしているんだ?と幼いながらかわいそうになった記憶があります。

リメイク版ではヘンリーも装備を変えればグラが変わるようになりました。さすがにドレイスタイルでオラクルベリーという大都会を闊歩するのはまずいですもんね。

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