男の子の初期装備
| モーニングスター |
| はがねのよろい |
| マジックシールド |
| てつかぶと |
男の子の初登場は主人公が石像となって守護っていたあの辺境のご家庭に、サンチョと女の子と共に訪れたあの時になります。
石化から回復し主人公に語り掛けた男の子はこのように言います。
お父さんが残していった天空のつるぎ。
ボクそうびできたんだよ!
DQ5天空の花嫁ー男の子の言葉
ですが、男の子は天空のつるぎを装備しておらず、武器はフローラと同じモーニングスターになっています。
この理由はおそらく、天空のつるぎを入手していないケースを想定しており(SFC版はそれが可能)、その場合、上記のセリフも無くなるらしい。(私は未経験だがいくつかの動画で言及されている)所持していないものを装備しているのはおかしいですからね。
ではなぜその代わりがモーニングスターなんだろうか。イメージ的にも血統的にも正統派の勇者なので、ここははがねのつるぎでよいのではないだろうか?
モーニングスターは主人公も装備できず、先ほども触れたがフローラが装備できることからどちらかというと後衛キャラが装備するものなのです。なのでこれは、母親の血が入っていることを強調するための設定と思われます。もちろんビアンカもモーニングスターは装備可能。
ここで思い出されるのはドラクエ2(FC版)の勇者です。彼はなんでも装備できます。ミンクのコートもみずのはごろもも、せいなるナイフもいかずちのつえも、重装から軽装までなんでも装備できるのです。
本物の血統の良い勇者は器用かつ万能であり、天空人とエルヘブンの血を引く超良血である男の子もまさにそんな感じなのかなと。※あくまで個人の感想です。
女の子の初期装備
| ストロスのつえ |
| やすらぎのローブ |
| うろこのたて |
| けがわのフード |
女の子の装備で特徴的なのはやはりストロスのつえになります。このつえは主人公の石化を直すためにサンチョと旅をし探し当てたもの、ということがPS2版の会話からわかります。
SFC版では道具として使用するとマヒを直す効果があり、ゲマ戦時に重宝しますが、PS2版だと主人公の石化を解いたあと消滅してしまいます。効果は一度きりという設定に変更されました。
石化を解くという目的から考えると、もちろん母親の石化も解かなければいけず、一度きりで消滅してしまう設定はなんだかおかしいような気がします。
結果論ですが母親の石化はイブールを倒すと解除されますが、それが無ければ一体どうしたのだろうか?この世界線では「きんのはり」もありませんし。
とにかく、ストロスのつえは女の子以外には装備することができない専用武器で、攻撃力も60とそこそこ高く、効果を考えるととても優秀な魔法使い用のつえです。
つえ以外の装備品はいずれも質素であり、これはグランバニア王家の質素倹約ぶりを象徴しているようにも思えます。だって市街でひかりのドレスが売っているのに、王女が装備していないのはおかしいじゃないですか。
フローラの初期装備
| モーニングスター |
| みかわしのふく |
| うろこのたて |
| ぎんのかみかざり |
| みずのリング |
ビアンカの初期装備と比べるとそのまま前線に立てるほど強力かつ実用的な装備群で、かつアクセサリーを初期装備しているケースは珍しいかもしれません。
このみずのリングは事実上の結婚指輪なので、いつも身につけているのでしょう。
この装備、よく見てみるとすべてサラボナで手に入るものなのです。これは偶然ではなく制作サイドが考えて設定したのでしょう。こういった行間にまで配慮されて作られているからこそ、一見単純で変化の少ないドラクエというシリーズが多くの人を惹きつけるのでしょう。
さてこの装備品、主人公と旅に出るという覚悟を決めたフローラが、誰か武器防具に詳しいルドマン家の人と買い物に出かけ、試着をしつつ購入したのかもしれません。そんな想像が膨らみます。
それにしてもモーニングスターという凶悪な武器(小さい破壊の鉄球状のもの)を振り回しているフローラは容易く想像できませんね。
ピピンの初期装備
| はがねのつるぎ |
| てつのよろい |
| てつのたて |
| てつかぶと |
青年期後半から加入するグランバニアの兵士、ピピンの初期装備は、私たちが想像する兵士の装備とほぼ一致する、王道的なものです。
そしてグランバニアという国が、豪華で装飾的なものよりも、こういった実用的なものにお金をかける国だということもこの装備は物語っています。いずれの品も費用対効果の高い実績のあるもの。
ここで多くの人が思い浮かべるのが、同じく一国の兵士であったライアンの初期装備です。
ライアンはどうのつるぎとかわのよろい、という典型的なドラクエ戦士(勇者)の初期装備で、その違いに驚きます。バトランドが特別ケチだったわけではなく、ドラクエ世界ではこれが標準であり、グランバニアがむしろ異常と言えるでしょう。
それだけ国防に予算をまわしていたのはやはりマーサが拉致された一件が原因なのかもしれませんね。
そんな貴重な国防予算からあてがわれたピピンの初期装備も、早々に身ぐるみはがされて売却され、当のピピンは裸の状態でルイーダの酒場でやけ酒を煽る日々、なんてことになってしまうわけですが…
サンチョの初期装備
| おおかなづち |
| ステテコパンツ |
| おなべのふた |
| シルクハット |
サンチョの初期装備はこのような感じで、一言でいうなれば変態的。統一感も外しのテクニックも無く、ただただわけのわからない組み合わせに見えます。
おおかなづちだけはサンチョというキャラクターを考えたときに唯一まともと言えるもの。グランバニアの武器屋で購入できるので、おそらく地元で調達しているんだろう。なんなら経費で落としているかもしれない。
体にはステテコパンツ。これはガラ生地のハープパンツ的なものでおそらく部屋着、ヘタすりゃパジャマ代わりの寝間着かもしれない。これでモンスターの攻撃から身を守れるのか、甚だ疑問です。
しかし守備力は15と思いのほか高く、数値面ではうろこのよろいと同等。実質彼の専用装備でこの世に2着しか存在せず貴重品ではあるのでコレクターは間違って売らないようにしよう。
おなべのふたはビアンカの初期装備でも登場したが、私の想像の中ではビアンカのそれとはまったく別物で、サンチョのおなべのふたは彼の台所にあるであろう大きなアルミ製なんかの鍋のふた、という印象です。
多分急に旅に出ることになって城下町で装備を整える暇が無く、とっさに身近なもので代用できそうなものを探した結果、なのかもしれない。実際に彼は料理が上手い設定なのでありえなくもない話だ。
シルクハットに関しては、これはもう変態さを意識的に演出しているのでは?と疑いたくなる。もしかしたら男の子と女の子を喜ばせるために手品でも披露したのかもしれないが、その線は薄いだろう。
